キャンプ好きにおなじみのメスティン。サーフィン先のアウトドア飯にもよさそう!ということで、メスティンデビューしました。今回は使用前の準備、バリ取り、シーズニングを初体験です。
メスティンとは、四角い形をしたアルミ製の飯盒。有名ブランドは「トランギア」で、数年前からキャンパーの間で沸々と人気が出ていましたが、コロナ渦にも手軽にできるアウトドア体験のアイテムとして、今では大人気です。その人気ぶりは、メスティン専用のレシピ本が出ているほど!
そんなトレンドを受けて、他のブランドや100均ショップなど、今やそこかしこで販売されています。
筆者は、子供の頃にキャンプ好きな親に連れられ、よくキャンプや山登りをしていましたが、大人になってからはめっきりご無沙汰。サーフィンに夢中なこともあってトライする機会がなかったのですが、急に火がつきました。

ダイソーのメスティンは500円(税抜)で、業界最安値!?なので、初心者にも挑戦しやすいですよね。2021年4月にはキャン★ドゥでもメスティンが発売されています。
外箱を見ると、製造元は中国になっています。ダイソーが発注して、工場が中国ということでしょうね。お試しなので筆者には十分です。

容量は1合タイプで、取っ手付き。とってもコンパクトです。
自分でペイントしてカスタムするのも楽しそう!

しっかり深さがあります。普段のお弁当箱にもなりますね。
ステップ1:紙やすりでバリ取り

本体と蓋の淵は切りっぱなしなので、手を切る可能性もあるようです。確かに触ってみると、ちょっと危険な感じ…。

そこで淵に紙やすりをかけてバリ取りします。
紙やすりは、粗い目と細かい目の2種類があるとベター。粗いやすりで全体を整え、仕上げに細かいやすりでツルツルに仕上げます。
紙やすりは、包丁を研ぐときのように、少し水をつけて使用します。
カボチャの煮物を作るときに面取りする要領で、角をとって丸みをつけるようなイメージ。メスティン1体につき、10分もかからないで出来ました。初めてでも簡単!
ステップ2:とぎ汁でシーズニング
シーズニングとは、アルミ臭を減らし、焦げをつきにくく、さらに腐食しにくくするための作業のことを言います。マストではないですが、やるとお手入れが断然ラクだとか。

●作業手順
①バリ取りしたメスティンをしっかり洗う。
洗剤をつかって洗ったほうがよいようです。その際、泡などすすぎ残しのないよう注意。
②お米のとぎ汁を大きめの鍋に入れて沸騰させる。
③取っ手を外したメスティンを浸けて、20分くらい火をつけたまま放置。
メスティンがすっぽりかぶるように。3合など大きいタイプでかぶらない場合は、数分置きに返していくしかなさそうですね。
④とぎ汁が冷めるまで、しばし待つ。
⑤水でぬかを優しく洗い流し、乾かす。
ぬかは皮脂膜のようにうっすら貼っている状態です。洗剤は使わないように。
これでメスティン飯を作る準備はOKです!
さあ、何を作ろうかワクワク!また慣れたらメスティンをカスタムしたり、いろいろ妄想が膨らみますね!
500円でこのウキウキ感!メスティンが気になっているけど、本格的なものはちょっと…という方は、ぜひ一緒にダイソーなどワンコインのもので始めてみてはいかがでしょうか?