リーシュコードの選び方・ケア・買い替え時期・絡まないつけ方は?

リーシュコードの選び方・ケア・買い替え時期・絡まないつけ方は?

安全にサーフィンをする上で重要なリーシュコード。そういえば買い替えタイミングっていつ?選び方ってなんだっけ?そこで今一度、リーシュコードの選び方・つけ方・保管方法・買い替え時期をおさらいしてみました!

リーシュコードの選び方

  • 長さの基準は?

リーシュの長さは、だいたい1フィート刻みで展開されています。長さの選び方は、サーフボートの長さに対し、+0~1フィートと言われています。

+0~1フィートでどれを選ぶかは、個人の乗り心地の好みで選んでよいそう。

筆者は7フィートのミッドに乗っているのですが、リーシュが短いとテイクオフした際に余裕がなく感じるので、+1フィートで8フィートの長さのリーシュを選んでいます。
長いと、とっさに立ったときに絡まりやすいので、テイクオフする前はリーシュを手で持ってからまないように配慮しています。

リーシュコードがボードより短いと、体からサーフボードが離れきらず、自分の体にボードがぶつかってしまう可能性があるそう。

  • 太さの基準は?

リーシュコードの太さとは直径のこと。細い物をCOMP(コンプ)、太い物をREGULAR(レギュラー)と表記し販売されています。

コンプとはCOMPETITIONの略で、大会用として使われています。小波ならCOMPでもOK。
リーフでリーシュが引っ掛かりやすい場合や、波のサイズが大きくリーシュにかかる圧が大きい場合は、REGULARを選びます。

筆者はボードが長さの割に重いこと、肩以上の波に入ることがけっこうあるためREGULARを選んでいます。

また海外トリップでは、REGULARリーシュを予備1本持っていくのがオススメです。

メンテナンス方法

ウェットスーツのしっかりケア同様、リーシュもゴムなのですから、アフターケアが大切です!

  • サーフィン後のケア方法は?

真水ですすぎ海水を落とします。特に連結部分(スウィベル)はクルクル回してしっかり海水を落としましょう。海水が残っていると劣化が早く進行してしまいます。
またカフ(足につけるほうのメッシュ部分)やレールセーバー(ボードにつけるほうのメッシュ部分)に、砂が残りがちなので、こちらも念入りに。砂が残っていると粘着力が弱まります。

干すときは、直射日光を避けて日陰干しに。またくるくる巻かないで、まっすぐになるよう干しましょう。

  • 収納方法は?

くるくる巻いて保管すると、巻きグセがついてしまいます。ラックなどにかけ、コードがまっすぐした状態になるよう保管し、サーフィンに行く直前にボックスなどに収納するように。

ふだんまっすぐ保管しておくと、巻きグセがつかないので断然、足に絡まりにくくなりますよ!

我が家はラックにかけてます。他のリーシュは日陰干し中。

買い替えタイミング

  • どれくらい経ったらリーシュを買い替えるべき?

メーカー推奨は1年とされています。サーフィンする頻度にもよりますが、週2回以上サーフィンしているなら、1年ごとに買い替えてもいいと思います。

リーシュコードは絶対安全の命綱ではありませんが、あることで安全性は高くなり、海で快適にサーフィンすることができるし、人に誤ってボードをぶつけることが防げます。

筆者は買うと言いながら買いそびれ、ついに3年経過。さすがにボロボロだし危ない思いをしたくないので買いなおしました!

  • リーシュの劣化のチェック方法は?

まずジョイント部分のコードを引っ張ってみて、ゆるみなどが感じないか確認しましょう。
さらに以下を細かくチェック。

ジョイント部分
ゆるみや隙間、さびの有無を確認。

コード付け根部のウレタン部分
下の写真の緑のところ。ここが剥がれてしまうことがあるそう。

コード内部のウレタン
このコード部分の中にウレタンが入っていて、劣化するとブチブチに切れるそうです。
古い輪ゴムのような感じですね。劣化するとブチっと切れますもんね。

カフなど足首につける部分
繊維がボロボロになってないかを確認。筆者の3年使用したリーシュコードは、まぁ、ひどいですね…

リーシュコードとボードをつなぐ紐(リーシュロック)
意外と忘れがちですが、ボードと離れてしまっては大変です。こちらも弱ってないか確認を。

特にコード内部のウレタンは劣化が目で確認できません。なので1年で買い替えるのがやはりオススメ。リーシュは3,000~5,000円程度。これで命が危険にさらされないなら、格安保険だと思って、買い替えるほうが賢明ですね。

どのブランドを買うか

  • リーシュはどのブランド&メーカーで買うといい?

作りに定評のあるメーカーやブランドだったら好みでいいと思います。
がしかし、新しいモデルを購入することをオススメします。

技術は日々進歩していて、リーシュコードにも少なからず、その技術が生かされているので、古いモデルよりも新しいモデルのほうがいい、というの持論です。

ちなみに最近筆者が購入したのが、CROW HALEY クロウ ハーレーリーシュ Regular-8 です。
夫が同じモデルの短いものを使っていて、よいと言っていたので購入してみました。(最新モデルではないですが作りに定評あり)

絡まないつけ方

  • 海でリーシュが絡む!からまないようにするには?

前述した通り、まずはくるくる丸めないように干すこと。

次に、足のかかとから外側に90度の角度でつけます。内側にするとからみやすくなります。

ボロボロのリーシュコード。はい、買い替えます!

以上、リーシュコードの基本についておさらいしました。ついおざなりにしがちなリーシュコードですが、長く楽しくサーフィンするために、筆者もしっかりメンテナンスをしていきます。
ご参考まで!

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