海に入ると、髪がギシギシ、カラーリングもすぐに抜けてしまいます。でもケア次第でキレイな髪にすることは可能!そこで元美容ライターの筆者が自信をもっておすすめするヘアケアアイテムをご紹介します!
海で髪が傷む原因
そもそも海水は、塩化ナトリウムが約80%、塩化マグネシウムが約10%、他から構成されていて、そのうち髪にダメージを与えるのが塩化マグネシウムなどの成分です。
海水より塩分濃度の低い髪は、海水につかると塩分を取り込もうとしてしまいます。その結果、髪の主成分であるケラチンなどが凝固してしまい、ギシギシな手触りに。
また紫外線ダメージにより、髪のたんぱく質の結合が壊され、キューティクルが剥がれてしまいます。
そんなダメージ大の海で、サーフィン大好きな私たち夫婦は、毎週土日、1年中、サーフィンしてるのだから、そのダメージの量は甚大…!
ではどうしたらよいでしょう?
守る・いたわる
自分でできるケアは、「守る」「いたわる」の2つ。以下のステップでケアします。
<海に入る前>
①トリートメントやオイルをつける
②髪を隠すように帽子をかぶる
<海から上がったら>
●海で
①海水をしっかり水で洗い流す
②ヘアオイルなどで保護
●自宅で
①再度、しっかりシャンプーを使って洗い流す
②洗い流すトリートメント
③洗い流さないトリートメント
④しっかり乾かす
まず海に入る前は、以前の記事でも書いたように、頭皮と髪を守ることが大事です。
海からあがったら、落とす・保護するが大事です。
その理由は、以前の記事でご確認ください。↓
おすすめのヘアケアアイテム
基本のケアのステップを行うことは大事ですが、使うアイテムもとっても大事。アイテム次第で仕上がりに雲泥の差が!
そこでサーフィン前後のヘアケアで筆者(妻)が愛用しているのが、ローランドのSUN*WAY(サンウェイ)です。
昔、美容雑誌でも幾度となく掲載されたシリーズです。
このサンケアシリーズは、ヘアサロンでも使われているのですが、それも納得。仕上がりがとてもいいんです!
ちなみに美容師の弟からも高評価で、弟のヘアサロンでも使っています。(決してまわし者ではありません。個人的にとても気に入ってるんです…!)
美容ライターだったこともあり、色々なヘアケアアイテムを試してきましたが、そこそこな値段の割に洗い上がりや保湿力が乏しかったり、いい値段ものは逆にリッチすぎて重かったりします。
そこへきてこのサンウェイシリーズ。
「アフターサンヘア&ボディバス」は、いわゆるシャンプー。いいところがありすぎなので、以下にまとめてみました。
<ヘア&ボディバスのここがすごい!>
・髪と身体から塩素や塩分、その他残留物を排除してくれる
・防腐剤を不使用
・植物のオイルが中心
・敏感になりがちな肌にもOK
・髪にもボディにも使える
・爽やかかつ穏やかな柑橘系の香り
・洗い上がりはなめらかなのにさっぱり
これ1つで全身洗えるので、疲れがたまっているときとかラクちんです。
その後に使うトリートメントが「ヘアマスク」。これがね~、さらにイイのですよ。
基本のいいところは、ヘア&ボディバスと同様なんですが、トリートメントを地肌を避けて毛先中心になじませ、5分くらい放置します。
軽く洗い流して、ドライヤーで乾かすと、ギシギシの髪がトゥルトゥル!なのにさらさら!
アウトバスのヘアオイルなしで、この感触はすごい。
傷みが気になるときは、ドライヤーの前に別シリーズのモイスチャライジングのヘアオイルなどをつけると、よりさらさらになります。
このヘアケアアイテムから浮気して、他を試したりしますが、結局これらに戻ってきます。たまに使うとまたそのよさを実感。必ず家にある、もはやお守り的なヘアケアアイテムです。
髪質には個人差があるので、人によって仕上がりの感じ方が違うこともあると思いますが、ローランドはぜひ一度試してほしいです。デイリーで使うにはちょっと値が張るので、週2~3回でもいいと思います。それだけでも全然変わる。
ぜひお試ししてみてくださいね!