軽い傷ならソーラーレジンを使って、セルフでサーフボードをリペア・修理できます!失敗しやすいポイントを踏まえて、誰でも簡単にできるサーフボードの修理方法をご紹介。
筆者がリペアしたのは、ミッドレングスのジョシュ・ホールのプンタ。中古で買ったので、以前の所有者によるリペア箇所が、もともとありました。しかし!クリアのレジンで補修されていたので、中の空洞が丸見え、ちょっと見た目が悪いのが気になっていました。
↓プンタについてはこちらの記事から
ちょっとのかすり傷や割れは、もともと自分で修理していましたが、ちょっと大きめの穴。でも修理屋さんに依頼するほどでもないので、サーフボードのリペアを自分でやってみよう!ということで、挑戦しました。
今回は、ソーラーレジンを使ったリペア方法、失敗ポイント、こうすればうまくいく!の改善ポイントについてご紹介します。
サーフボードのリペアで用意するもの
- カッター
傷ついた部分のめくれなどを取るのに使用。今回は家にあったデザインカッターを使用。普通のカッターより小回りが利き、綺麗に削れるのでオススメです。 - ニッパー
削った部分などを剥がすのに使用。 - ソーラーレズ(レジン)
穴など傷部分に塗り込むもの。今回はボードの色に合わせて、白色をチョイス。 - UVライト
ソーラーレジンは紫外線で硬化します。作業は紫外線が届かない屋内で。曇りの日に作業する人や、屋外で硬化できない人は、UVライトがあると便利です。 - ラップ
レジンを硬化するときに使用します。 - サンドペーパー(やすり)
粗い目(#60~80)と細かい目(#120)があるとよいです。粗い目で全体をなめらかにし、細かい目でツルツルに仕上げます。
↓UVライトはネットショッピングで1,000円ちょっとと安く手に入ります!
↓ソーラーレジンも一緒に買っておきましょう。
リペアの方法
今回はもともと修理してあった部分に、さらに割れが生じていました。
まずデザインカッターで表面の割れた部分を削り、ニッパーで古いレジンを取り除きます。
古いレジンを取り除いたら、粗いサンドペーパーで表面を削ります。この作業は、表面をなめらかに整えるとともに、細かい傷がつくのでレジンの密着力が高まります。
サンドペーパーで削り終わったら、白色のソーラーレジンを穴に注入。
今振り返ると、ここが運命の分かれ道でした…!
白色ソーラーレジンが、白色と透明色に分離したんです。買って初めて使ったからでしょうか。よくチューブ型の薬などでも、使い始めに分離しているものがありますよね。そんな感じです。
なので皆さんは、未開封の白色レジンを使う際は、白色と透明色のレジンを、つまようじなどで混ぜてから注入するのを強くおすすめします!
ソーラーレジンを注入したら、上からラップをかぶせ、押さえつけて指でトントンなじませます。
UVライトで硬化後に、細かいサンドペーパーで平らにするので、多少デコボコしていても大丈夫です。
続いて、UVライトを照射。
一般的には5分かかるといいますが、我が家のUVライトは2~3分で硬化するので便利!
UVライトを照射したら、ラップを剥がします。この時点で指で触って大丈夫。しっかり硬化しています。
ソーラーレジンが硬化したら、粗目のサンドペーパーで凹凸をならします。指で触って、全体が平らになったら、細かいサンドペーパーにし、表面をツルツルに整えます。
今回のリペアのBefore・Afterがこちら。以前のクリアよりいいですが、白色と透明色に分離しているので、中途半端な仕上がりに(涙)。
皆さんは分離しないよう、お気をつけください。。
分離している以外は、ツルツル!しっかり傷が修理できました。これでサーフィンをしても海水が入ってきません。
失敗ポイント・改善点
白色ソーラーレジンは分離するので、事前に混ぜる! 本当にこの一言につきます。
また時が来たら、レジンをはがし、再度、サーフボード修理をしたいと思います。
みなさんもサーフボードのリペアの方法、お気をつけくださいね!
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